まちづくり事業
日常に豊かさや交流の場をくれる
まちの公共施設の建設
-
事業概要
秋田県内の公共施設の建設に携わり、まちづくりに貢献。県民会館跡地に建設された東北最大級の芸術文化施設である「あきた芸術劇場ミルハス」や、耐震や設備不具合改善のため新たに建設された「八郎潟町役場」などは大森建設が手がけている。
-
あきた芸術劇場 ミルハス
- 建物名
- あきた芸術劇場 ミルハス
- 施工
竹中・大森・シブヤ・加藤
特定建設工事共同企業体施工
- 所在地
- 秋田市千秋明徳町 2-52
- 竣工年数
- 2022年3月
- 階数/高さ
- 地下1階、地上6階/35.41m
- 構造
- 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
八郎潟町役場
- 建物名
- 八郎潟町役場
- 施工
- 大森建設
- 所在地
- 南秋田郡八郎潟町字大道80番地、32番地1
- 竣工年数
- 2022年4月
- 階数/高さ
- 地上3階/15.33m
- 構造
- 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
-
FOR SDGs.
大森グループの取り組みは
SDGsへ貢献しています
for Millehas.
秋田県民会館跡地に、
東北最大級を目指し
秋田の新たな芸術拠点として
誕生した文化施設。
秋田を愛する人々が
長い年月をかけ創り上げてきた
伝統や街の風景と、
郷土と地域に根ざした
大森の技術と想いが詰まった
新現代の交流拠点となるだろう。
事業について
-
文化の力で地域を元気に
2018年に秋田県民会館が閉館してから4年後、秋田の芸術文化を発信する新たな拠点として跡地に誕生したミルハス。
その機能性は圧倒的で、2,007席の大ホール、800席の中ホール、多様な利用が叶う2つの小ホールを備えている。「誰もが気軽に利用できる公園」のような開放的な施設となることが将来的なビジョンだ。-
大ホール
-
中ホール
-
小ホールA
-
小ホールB
-
-
ぐっと詰まった秋田らしさ
建物の特徴として「秋田ならでは」の要素が詰まっていることが挙げられるだろう。エントランスやホワイエには樺細工や川連漆器、曲げわっぱなどの作品を使用している。
また、床以外の内装を構成する資材は全て秋田杉が採用されていることも目玉となるだろう。 -
施工環境への配慮
建築場所となる城跡にはさまざまな問題があった。高低差、土塁、保存樹のケヤキ、そしてお堀があるという環境下だ。資材置き場なども決まった位置でしか確保できず、雪にも頭を悩まされた。入念な計画のもと施工を進めたが、責任者の負担は計り知れない。
しかし、一人ひとりがやるべきことを遂行することで結束力を高め、完工に結び付けたのだ。
ミルハスが担う役割
-
芸術に垣根はいらない
その側には千秋公園や広小路のお堀など、人々交流の場が集まっている。「多様性の時代」と呼ばれる現代にとって、秋田市が推進する「芸術文化ゾーン」の中心施設となるミルハスの存在は、性別や国・文化の垣根を超えた繋がりの輪を広げていくための大きな存在となることだろう。
for Hachirogata town hall.
旧庁舎建築後、
五十一年もの間
厳しい夏の暑さや
冬の寒さ・積雪にも耐え
何よりも長く
地域を見守ってきた。
二〇二二年、
長きに渡る役割を終え
新たな役割を持って
今までと変わらぬ場所に
新庁舎が誕生しました。
事業について
-
安心して利用してもらえるように
旧役場庁舎は、床や壁のひび割れ、設備の不具合に加え、耐震性を満たしていないなど、役場庁舎としての機能を十分に果たせない状況であった。新庁舎の建設では、防災拠点としての安全性を確保した庁舎、世代を超えて長く愛される庁舎などを基本方針として計画を進め、完工に至っている。
未来の庁舎への願い
-
長く愛される庁舎へ
レンガ積の外壁は県内の公共物の中でも珍しく、自然な風合いが楽しめる。町民の生活を支える大切な拠点であることはもちろんだが、ふらっと立ち寄って地域の人々が老若男女問わずコミュニケーションを取れるような、世代を超えて愛される庁舎になることを願っている。
他のプロジェクトも見る
OTHER PROJECT